【書道は特技!?履歴書の免許・資格欄の書き方】車の免許も略さず正式名称を書くこと!
2016/09/11
履歴書には「免許・資格」という欄がありますが、とりあえず持っているスキルを全部書いている方、ちょっと待ってください!
今回は、履歴書の資格・免許欄を書く際のポイントや注意点を解説していきますので、それを踏まえて今一度、履歴書を見直してみてはいかがでしょうか。
Contents
免許・資格を羅列するだけではダメ
履歴書の資格・免許欄は、持っているスキルを羅列するだけでは、何のアピールにもなりません。
面接官が、資格・免許欄について質問してきた時が、あなたのアピールチャンスです。
具体的には、入社したら所有しているスキルを使ってどういうことができるのか、そのスキルが有効に働いた実体験や、どういう目的で取得しようと思ったのか等をまとめて、話すようにしてください。
資格・免許欄を書く際のポイント
ここからは、免許・資格欄の正しい書き方、欄が足りない場合の書き方など、書く際のポイントについて書いていきます。
免許・資格は正式名称を書く
免許・資格欄には、取得年順に免許や資格の正式名称を略さず書くようにしてください。
欄に余裕があれば、仕事にまったく関係のない資格を記述することも可能ですが、その場合は最高位の資格のみを書くなど、範囲を考えましょう。
欄が足りない・書ききれない場合
これから転職を考えている方の中には、免許や資格がありすぎて、欄に書ききれないといった方もいるのではないでしょうか。
そういった方の場合は、応募先企業の業務に関連した資格を記述してください。
応募先企業が、業務でクレーンやフォークリフトを使用するのであれば、玉掛け技能講習やフォークリフト免許があればアピールできますが、調理師免許やインテリアコーディネーター等、応募先企業の業務と関係ない資格を記述しても直接的なアピールには繋がりません。
免許や資格がない場合
これといった、免許や資格を持っていない場合ですが、履歴書に「なし」と記述するのは避けたいところ。
だからといって、持ってもいない資格を記述するのはもっての外です。
また、免許・資格欄が寂しいからと、誰でも簡単に取得できるレベルの低い資格を記述すると、企業側は「向上心が低い」とマイナス印象を受ける場合もあるので、書くべきではありません。
レベルが低い資格を書くくらいであれば、下記のように現在勉強中の資格を書いてアピールしたほうが賢明です。
勉強中の場合
現在、免許・資格取得に向けて勉強中で、まだ取得に至っていない場合でも、履歴書の免許・資格欄に書くことが可能です。
免許・資格取得に向けて勉強中の場合の書き方として
- ○○取得に向けて勉強中
- ○○取得予定or見込み
と、記述します。
後者に関してですが、「取得予定」も「取得見込み」も同じ意味で使われるので、使い分けをする必要はありません。
免許・資格欄を記入する際の注意点
履歴書の免許・資格欄を書くにあたって、注意すべき点を解説していきます。
TOEICには注意
TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストの事ですが、TOEICのスコアを記述する際には注意が必要です。
特に業務で英語を使用する職場の場合、履歴書に600点以下の点数を書いてしまうと、採用担当者に
「英語力が欠ける人なんだな」
という印象を与えてしまうので、TOEICの点数を明記することを義務付けられていないのであれば、点数を記述するのは避けたほうがいいでしょう。
また、業務に英語を必要としない企業に応募する場合、TOEIC600点というのは十分魅力的なスコアなので、履歴書に点数を記述しても問題ありません。
TOEICは、2~3年以内に取得したスコアを記述するようにしてください。
ペーパードライバーの場合
普通自動車運転免許を持っている方の中には、ペーパードライバーの方もいるかと思います。
ペーパードライバーの場合、履歴書に運転免許を記述していいのか気になる所だと思いますが、ペーパードライバーの場合でも、資格には変わりがないので履歴書に書くことができます。
しかし、業務で車を使用すると求人票に書かれている企業に、ペーパードライバーであることを隠して面接に臨み採用になった場合、実はペーパードライバーで運転ができないという事が発覚すると、企業とトラブルになりかねません。
なので、ペーパードライバーの方は、その旨を履歴書に記述するようにしましょう。
書道は何段から履歴書に書ける?
小さい頃から書道を習っていて、段位を取得している方も多くいるかと思います。
せっかく書道で段位を取得しているのだから、免許・資格欄に書きたいと思っている方、書道は履歴書の免許・資格欄に書くことはできません。
何故かと言うと、段位はそれぞれの団体・教室などでレベルが異なり、統一された内容で試験が行われているわけではないので、所属した書道教室で段位を取得したに過ぎず、その書道教室のみで有効な段位だからです。
こういった理由があるため免許・資格欄には書けず、どうしても書道を履歴書に書きたい場合は、特技欄に書きましょう。
また、書道関連で唯一履歴書に書ける「毛筆書写検定」という資格があります。
毛筆書写検定は、文部科学省後援の検定なので公的性があり、資格を取得すると履歴書の資格欄に
「平成○年度第○回文部科学省後援硬筆・毛筆書写技能検定○級合格」
と、記述することができます。
この資格を履歴書に書いて採用になった場合、宛名書きなどを全て任される可能性もあるので、書く際にはご注意を。
最後に「以上」を書く?
履歴書の、学歴・職歴欄の最後には「以上」と記述する為、免許・資格欄の最後にも「以上」が必要なのかどうかが気になっている方も多いようです。
結論から言うと、免許・資格欄には「以上」は必要ありません。
履歴書を購入すると、記入例が載ってあるかと思いますが、免許・資格欄は「以上」と記述されていないはずですし、私が所有している就職支援セミナーに参加した時にもらったテキストにも、免許・資格欄は「以上」は記述されていません。
ただ、免許・資格欄に「以上」と書いてしまったからと言って、書類選考で落とされるのかというとそれは一概には言えず、「以上」と記述していても書類選考を通った方もいます。
一般的には、免許・資格欄には「以上」は必要ないので、誤って書いてしまったのなら書き直したほうが無難です。
これら紹介してきた事を踏まえて、履歴書を見直し、更にアピールできる履歴書にしていきましょう。
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