【書類選考で有利になる添え状作成のポイント】意欲をアピールして好印象を与える添え状を作ろう！

企業に履歴書などを送付する際、添え状を添付することはビジネスマナーになっています。

この添え状を工夫して作成すれば、採用担当者に興味を持ってもらうことができ、結果的に他の応募者に差をつけることにも繋がります。

添え状とは

まずは、添え状とはどんなものかについて書いていきます。

添え状とは、履歴書などを企業に送付する際に添付する書類で挨拶文のような役割があり、添え状はワードで作成するのが一般的です。

先程、添え状を添付することはビジネスマナーと書きましたが、企業へ応募する際に必ず必要な書類と言うわけではありません。

私は前職で、僅かながら人事に関与していたんですが、添え状を添付していない応募者もいました。

添え状の有無で、採用不採用が決められるわけではありませんが、書き方を工夫することで採用担当者に好印象を与え、書類選考や面接を有利にできるツールでもあります。

好印象を与える添え状作成のポイント

採用担当者に好印象を与える、魅力的な添え状作成のポイントについて解説していきます。

添え状には、これじゃないといけないといった決まった形式はありませんが、以下の事項を入れるようにしてください。

• 頭語は「謹啓・拝啓」、結語は「謹白・敬具」
• 日付、住所、名前は必ず入れる
• どんな媒体で求人を知ったのかを簡潔に書く

日付に関しては、履歴書を持参する場合は面接日を、郵送する場合は投函日を記入してください。

ほとんどの方は添え状に、挨拶や同封書類しか記入していないため、添え状に簡単な志望動機を書いて意欲をアピールすることで、他の応募者の書類との違いを打ち出すことができ、採用担当者に好印象を与えることも可能です。

また、やむを得ない事情がある場合には、面接日時などへの配慮を一言添えて、お願いしておきましょう。

それを踏まえて、以下では添え状の具体的な書き方や記入例を紹介していきます。

添え状の具体的な書き方・記入例

平成○○年○月○日（面接日or投函日）

株式会社○○商事（応募先企業名）
総務部長　面接太郎　様（採用担当者名）

〒○○○-○○○○
○○県○○市○○町○○番地（応募者の住所）
○○○○（応募者の氏名）

応募書類の件

謹啓or拝啓（頭語）

○○の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。（挨拶文）
ハローワーク○○で貴社の求人を拝見し、営業職に応募させていただきます。（どんな媒体で求人を知ったか）
私は、○○大学○○学科を卒業後、○○年にわたり○○業界で営業職として働いてまいりました。これまで培った経験と人脈を活かして、貴社の営業活動に寄与したいと念願いたしております。（簡単な志望理由）
私の詳細な経歴につきましては、同封いたしました履歴書及び職務経歴書をご高覧頂きますようお願い申し上げます。
ご検討のうえ、面接の機会を頂ければ幸いです。（面接のお願い）
何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白or敬具（結語）

記

1. ハローワーク紹介状
2. 履歴書
3. 職務経歴書
4. 資格証の写し

以上

最後に

私がこれまで見てきた添え状は、簡素なものばかり。

それがダメと言うわけではありませんが、たかが添え状と考えずに、しっかりとしたものにすることで他の応募者との違いをアピールでき、尚且つ採用担当者に好印象を持ってもらうことも可能です。

書類選考を突破する為にも、添え状はしっかり書いておきましょう。

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