【転職時に履歴書の学歴はいつから書く?】中退理由は書き方によってアピールになる!
2016/09/09
今回は、履歴書の学歴・職歴欄の「学歴」にスポットを当てて、解説していきたいと思います。
書き方のポイントを押さえて、正しい学歴欄を作成しましょう。
学歴欄の書き方のポイント
- 学校名は略さず、正式名称を記入
- 学歴の1行目中央に「学歴」と記入
- 卒業した中学校から記入
- 学校名だけでなく学部や学科、専攻名も記入
- 中退の場合でも記入の事
履歴書の学歴欄の書き方
以上のポイントを踏まえたうえで、履歴書の学歴欄の具体的な書き方や、記入例を紹介していきます。
年号は統一する
学歴欄に書く年号ですが、特に決まったルールはなく、年号が統一されていれば和暦(昭和や平成)と西暦(19○○年)どちらで書いても問題ありません。
年号がバラバラだと読みにくく、採用担当者も良い印象を持たないので、仮に履歴書で和暦を使用するのであれば、職務経歴書を含む応募書類全てに和暦を適用するようにしてください。
また、和暦に関してですが、記入する際に昭和を「S」、平成を「H」と略して記入せず、正式名称で記入してください。
公立と私立の書き方
大学の場合は、特に公立私立の区別をつける必要はありませんが、私立高校を記述する場合は、
「私立 ○○高等学校 入学」
と言ったように、高校名の前に「私立」と記述するようにしてください。
また、「○○学園」や「学校法人」は省略可能と紹介しているサイトもありますが、先述の通り履歴書を書く際、学校名は省略せず正式名称を書くことが基本なので、「○○学園」や「学校法人」を書くことで学校名が長くなったとしても、学校の正式名称を書くことをおすすめします。
転職の場合はいつから書く?
転職の場合、履歴書にいつからの学歴を書くかですが、これは最終学歴が高卒であろうとも大学院卒であろうとも、中学校卒業から書くようにしてください。
他の履歴書のサンプルを見ても、概ね中学卒から記述されていることに加え、私が参加した就職支援セミナーでも履歴書の学歴は中学卒から書くようにと説明がありました。
これは、中学卒から記述することで、採用担当者が応募者の学歴を見た時に、浪人や留年があるのかといった事が判断しやすいためです。
浪人や留年を経験している人ほど、最終学歴の卒業年月しか書いていない傾向にあるので、自分のためにも採用担当者のためにも中学卒から書いたほうがいいでしょう。
中退の場合の書き方
学校を中退した場合、どういう風に書けばいいか迷いますよね。
突っ込まれたくないからと中退したことを記述しなければ、その間空白期間ができてしまうし、中退なのに卒業と書くと学歴詐称に問われる可能性もあるので、中退の場合はその旨を、正直に履歴書に記述するようにしてください。
もちろん、面接官は何故中退したのかと質問してくると思いますが、前向き・意欲的な中退の理由を答えることで、面接官に好印象を与えることができます。
中退の理由は履歴書に書くといった決まりはありませんが、書き方の例としては
このように、中退した学校を記述した下の欄に、中退理由を書くようにします。
もし、中退した理由が
- 単位を落としてしまった
- やる気がなくなった
- めんどくさくなった
- 学校に馴染めなかった
といった理由の場合、そのまま書いてしまうと面接官にマイナス印象を与えてしまうので、それは正直に書く必要はありません。
その場合は、中退理由は書かないか若しくは、
「一身上の都合で退学」
と記述しましょう。
書類上では、上記で面接官がマイナス印象を受けることはありませんが、面接で中退の理由を聞かれた時にしっかり答えられるように準備はしておいてください。
学校名が変更になったら
通っていた学校の名称が変更になった場合は、在学時の学校の名称の後に括弧書きで、
「○○県○○市立○○中学校(現○○市立○○中学校)」
と、記述します。
仮に、新しい学校名になってから月日が経っていて、新しい学校名のほうが周知されている場合でも、在学時の学校名を記入しないといけません。
同じ学校でも、新しい名称の学校を卒業したわけではないので、新しい学校名しか書いていないと、場合によっては学歴詐称に問われる可能性もあるので注意してください。
また、在学中に学校名が変更になった場合は、変更後の新しい学校名のみでも問題ありません。
学歴の書き方例
学歴を記述する際は、「学歴」と書くのを忘れがちなので、履歴書を書き終えたら記入漏れはないか、必ずチェックをするようにしてください。
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