【効果絶大!職務経歴書の作成ポイント】採用担当に効果アリは「メリハリ」と「読みやすさ」
2016/09/09
これまでの自分の実績や携わってきた業務をアピールするには、履歴書だけでは自分を十分に売り込むことができず、特に転職活動には職務経歴書は必要不可欠です。
職務経歴書を用意するにあたって、職務経歴書作成のポイント・書く前の注意点を紹介します。
関連記事:職務経歴書の見本や書き方例
Contents
職務経歴書を書く前に
職務経歴書は、自分自身のパンフレットだと思ってください。
例えば、家電製品のパンフレットの場合、製品のアピールしたい特徴やスペックが、読みやすくまとめられていると思います。
職務経歴書を作成する時のポイントとして、「読みやすさ」ということを意識してください。
また、自分の職務経歴を書くだけでは、家電製品のパンフレットで言うところの「スペック」を羅列しているだけで、自分の強みやアピールしたい点を伝えることができません。
自分のスペックも大事ですが、採用担当者はそれ以上にあなたが取り組んできた業務や、仕事に対する姿勢と言うものを見ています。
職務経歴書では、そういったあなたが自信を持って取り組んできた業務や、今後の業務に活かしていける経験などを、採用担当者に積極的かつ効果的にアピールしていきます。
当たり前ですが、企業の求人に応募しているのは、あなただけではありません。
当たり障りのない職務経歴書では、他の求職者に埋もれてしまうので、そうならない為にもメリハリがあり読みやすい職務経歴書の作成を心がけましょう。
職務経歴書作成のポイント
ここからは、職務経歴書作成にあたってのポイントについて紹介していきます。
職務経歴書作成はパソコンで
現在は、履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで作成が主流なので、職務経歴書はパソコンで作成してください。
手書きのほうが熱意が伝わるなど言われていますが、職務経歴書まで手書きにしてしまうと、パソコンスキルがないのかと考える採用担当者も存在します。
そうならないために、履歴書は手書き、職務経歴書はパソコンで作成することをおすすめします。
職務経歴書の枚数
職務経歴書の枚数ですが、自分をたくさんアピールできるため、枚数は多ければ多いほどいいというわけではありません。
職務経歴書は、A4版で2枚にまとめて書くようにしてください。
職務経歴書には、これまでの経歴、自己PR、志望動機など様々な情報が入っています。
これを1枚にまとめようとすると、薄っぺらい職務経歴書ができてしまい、書類選考を突破するのは困難です。
では、3枚以上になるとどうなるかというと、今度はもっさりしてまとまりが無くなります。
また、現在では企業でペーパーレス化が推進されているため、印刷をするという点でも枚数が多すぎるのは好まれません。
応募者側からすれば志望動機などをしっかり書いてアピールでき、企業側からすれば両面印刷で1枚にまとめられるため、職務経歴書は2枚に収まるように書いてください。
職務経歴書を作るにあたって
職務経歴書の年号は、履歴書と合わせて書いてください。
例えば、履歴書の年号を西暦で書いたとした場合、職務経歴書の年号も西暦で統一してください。
また、職務経歴書には写真は不要です。
見やすいデザインで
職務経歴書には、決まったフォーマットというものはありません。
なので、基本的には自由なんですが、それ故あなたの文章作成能力が問われます。
- レイアウトや段落は統一する
- 誤字、脱字は禁物
- 長い文章ではなく、箇条書きで読みやすさを心がける
上記を意識して、職務経歴書を作成すれば、読みやすいすっきりとした職務経歴書が作成できます。
職務経歴書に書くべき内容
職務経歴書に、現在までの仕事上の経験を記述するのは必須事項ですが、それ以外には以下について書いていきます。
- 志望動機・自己PR
- これまでの実績
- 会社にどのような貢献ができるか
- あなたが持っている知識、能力、経験、取得した資格等
また、経験が浅い場合には
- 転職に対する思い、動機
- 転職のために努力してきたこと
上記に重点を置いて、書いてみてください。
職務経歴書で特に重視される部分
職務経歴書で、近年特に重視されている部分が以下の2つになります。
この2つを意識して書くことで、採用担当者に好印象を与えれる魅力的な職務経歴書になります。
コミュニケーション能力
どんな職場においても、コミュニケーション能力は必ず求められるスキルの一つです。
採用担当者は選考をする際に、日々の業務のやり取りの中で意思の疎通を円滑に行えるかどうかを見ています。
職務経歴書で、自分の経験、スキル、仕事の進め方をアピールする際、常にコミュニケーションを意識して取り組んできたことを盛り込んだ内容にしてください。
コミュニケーション能力をアピールすることで、他の応募者から頭ひとつ抜けた職務経歴書にすることができます。
将来のキャリアビジョン
将来のキャリアビジョンをしっかり描けている人は、その目標に向かって仕事に取り組めるため、例え現状が自分の目標とズレがあったとしても、しっかりとした将来のキャリアビジョンがあるため、踏ん張りが利くと言われています。
職務経歴書で将来のキャリアビジョンをアピールする場合は、最終的な目標だけでなく、5年後、10年後など短期スパンの目標も書いてみましょう。
自分がどんな人間となり、どんな環境で仕事をしていたいのかなど、具体的な将来のキャリアビジョンがある方は、職務経歴書に「今後のキャリアビジョンについて」という項目を設けて、積極的にアピールしていきましょう。
まとめ
職務経歴書作成に当たっては、特に
- コミュニケーション能力
- 将来のキャリアビジョン
を意識して、それらを盛り込んだ内容にすることが、職務経歴書作成のポイントです。
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