【見本あり:職歴が多く書ききれない場合の履歴書の書き方】在職中の場合は退職予定日も記入の事!
2016/09/08
転職経験が多い場合等、履歴書の職歴欄に書く情報が多く書ききれなくて困っている方も多いようです。
このような場合に、どういう風に書けばいいか、書き方のポイントや記入例を紹介していきます。
また、職歴欄に書く退職理由で迷っている方は、退職理由の書き方についても解説しているので、参考にしてみてください。
Contents
職歴欄の書き方のポイント
- 会社名は略さず、正式名称を記入
- 基本的には職歴をすべて記入
- 学歴を記入した後に1行空けて、中央に「職歴」と記入
- 詳細は職務経歴書に記入する為、多少の省略も必要
履歴書の職歴欄の書き方
上記を踏まえて、履歴書の職歴欄の書き方や、こういう場合にはどういった風に記述するのか等を解説していきます。
アルバイト・パートも書く?
履歴書の職歴欄は、基本的には現在までのすべての職歴を記入しますが、学生時代のアルバイトやパートは記入しません。
ただし、アピールになるようなら、アルバイト・パートの職歴も記入しましょう。
派遣社員の職歴は?
派遣社員としての職歴も、アピールになるのであれば記入しましょう。
在職中の書き方
働きながら転職活動をしている方の、履歴書の職歴の書き方ですが、特に決まった書き方というものはなく
「株式会社○○製作所 現在在職中」
と言ったように、採用担当者に伝わるように書いてあれば問題ありません。
また、退職予定日は履歴書の本人希望記入欄に記述してください。
関連記事:本人希望記入欄の書き方
職歴が書ききれない場合
転職経験が多い、派遣社員として派遣先が多い、アピールしたいアルバイト・パート経験が多いといった場合、それらをまとめて書く工夫をしてください。
履歴書の職歴欄で採用担当者が知りたいのは、募集職種での実務経験の有無であり、募集職種と関係のない職歴を記入してもアピールにはならず、却って履歴書が見にくくなります。
職歴の詳細に関しては職務経歴書に記述するので、履歴書の職歴欄はある程度省略した、見やすい履歴書になるように心がけてください。
また、履歴書の職歴欄と職務経歴書で内容が重複してしまうといった場合には、履歴書の職歴欄に
「詳細は職務経歴書を参考にしてください」
と記述することも可能ですが、省略したことを突っ込んでくる面接官もいるため、その際は一言の謝罪と、見やすいように工夫したつもりですが等、省略した理由を答えてください。
関連記事:職務経歴書の見本や書き方例
「以上」が書けない場合
学歴や職歴に書くことが多く、最後に「以上」が入らないといった場合、一番最後の行の右端に「以上」と記入するのが一般的です。
職歴がない場合の書き方
既卒で職歴がない場合はどういった風に書くかですが、アルバイトやパートや派遣社員としての職歴がある方は、それらを記入しましょう。
しかし、アルバイト経験も無いといった方は、履歴書に嘘は書けないので、上記のように素直に書く他ありません。
職歴がない場合の対策ですが、資格・免許欄を充実させることで、空白期間は資格取得に向けて勉強していた等と説明することができます。
書く免許・資格すらないといった方は、応募先企業の業務に関連した免許・資格でなくてもかまいません。
関連記事:免許・資格欄の書き方
「退社」なのか「退職」なのか
履歴書の職歴に、「退社」と書くべきなのか「退職」と書くべきなのか迷っている方が多くいるようですが、この使い分けに神経質になる必要はなく、採用担当者に伝われば問題ありません。
一般的には、会社を辞める場合には「退社」、勤務先が公務員など会社組織ではない場合は「退職」を用いている方が多いようです。
職歴欄の退職理由
履歴書の職歴欄は、長々と退職理由を書く必要はなく一言書いておけば問題ありません。
退職理由は大きく分けて、以下の3つの理由が存在します。
- 自己都合で辞めた場合
「一身上の都合により退社」 - 会社都合で辞めた場合
「会社都合により退社」 - 期間契約で働く人が契約満了で辞めた場合
「雇用期間満了につき退社」
結婚や出産で仕事を辞めた方も、「一身上の都合により退社」に当てはまります。
人間関係が嫌、仕事が合わないなど、会社を辞めた理由がネガティブなものでも、履歴書には「一身上の都合により退社」と記述すれば問題ありませんが、面接で何故仕事を辞めたのかといった突っ込んだ質問をされることもあります。
その際に、きちんと答えれるよう事前に正当な退職理由を考えておきましょう。
また、以下でも紹介していますが、不利になりそうだからと自己都合で会社を辞めたのに、「会社都合により退社」と嘘を記述することは絶対にしてはいけません。
関連記事:面接で使える好印象な退職理由・具体例
嘘はばれない?
転職経験が多いからと、これまで勤めていた会社を少なく書き、長期間働いていたように履歴書に書こうと思っている方、職歴詐称は解雇の原因になるため絶対にしてはいけません。
職歴詐称が発覚した場合、会社から無駄な労力を使わされたとして民事訴訟に発展したケースもあるようです。
私が以前勤めていた会社では、採用の際に応募者が勤務していた会社に問い合わせをして、どういった人物だったか等を聞くと言ったとこともしていたので、その際に勤務していた期間を聞けばすぐにわかってしまいます。
せっかく入社できたのに、履歴書の嘘が原因で解雇になってはもったいないので、履歴書の嘘はばれると肝に銘じて正直に書くようにしてください。
職歴の書き方例
繰り返しますが、職歴を書く際は職歴がなくても正直に記述し、くれぐれも嘘は書かないように注意してください。
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