【例文あり！履歴書「志望動機＆転職理由」の書き方】見つけ方のコツは事前調査！

履歴書の志望動機・理由欄は、採用担当者が重視する項目の一つですが、それ故に応募者からすれば、履歴書の中でも手こずる項目が志望動機・理由欄ではないでしょうか。

アピールするためには、具体的にどんなことを書けばいいのか、考えれば考えるほど筆が進まなくなります・・・

そこで、採用担当者は履歴書の志望動機・理由で何を見ているのか等について書いていきたいと思います。

履歴書の志望動機・理由の書き方のコツ

志望動機・理由は、応募先企業のニーズに合ったものを記述する必要があります。

そのためには、以下で解説している情報収集・事前調査は重要な作業になってきます。

志望動機・理由の書き方のポイント

応募先企業に対しては、書き言葉（応募書類）には「貴社」、話し言葉（面接時）には「御社」を用いるのがビジネスマナーになっています。

面接時に誤って「貴社」と言ってしまっても、それが原因で不採用になるということはほぼないかと思いますが、履歴書など応募書類に「御社」と記述してしまった場合は、面倒でもきちんと訂正（書き直し）したほうがいいでしょう。

また、志望動機・理由を書く際は

「貴社の業務に自分が適していると思うから」

といったような、曖昧な表現は避けて、適していると思う理由を具体的に記述してアピールしましょう。

まずは企業の情報を集める

まずは、志望する企業、業界についてできるだけ情報を収集します。

例えば、

• 企業理念
• 業績
• 主力商品
• 主な取引先
• etc…

等の情報を収集します。

それら収集した情報の中から、志望動機に繋がるものが見つかる可能性もあるため、可能な限り情報を集めてください。

インターネットで調べるだけでなく、店舗であれば直接足を運んでみたり、気になることがあればハローワークの職員を通して応募先企業に問い合わせをする等して、志望動機となりえるものを見つけてみましょう。

関連記事：事前調査で志望企業を知ろう！

採用担当者が見ているもの

転職において、履歴書など応募書類に記載された内容で採用担当者が最も重視するのは、職務経歴（経験の有無）ですが、それに次いで重視する項目が志望動機になります。

採用担当者は、志望動機欄で

• 求人職種へのあなたの適性
• 入社してなにができるのか
• 入社して何をやりたいのか
• 入社したいと思う理由

等、自社の採用ニーズにあった人材なのかを見ています。

ということは、志望動機欄で「これが好きだ」「これがやりたい」といった内容を主張してもアピール不足で、今までの経験を踏まえ、今後どのようなキャリアを積んでいきたいか、そのために応募先企業でこのような仕事をしたいといった内容でアピールする必要があります。

また、多くの企業がある中で、

• なぜこの会社を希望したのか
• この会社でなければならない理由

等、あなたの熱意が応募先企業に伝わるように、他のサイトに載ってある志望動機のテンプレートや例文を引用するのではなく、志望動機・理由は「あなたの言葉」で具体的に書いてください。

見やすさが大事

履歴書など、応募書類は「見やすさ・読みやすさ」が大事です。

アピールをしたいからと、志望動機欄に隙間がないほどびっしり書いてしまっては、「見にくい・読みにくい」履歴書になってしまいます。

履歴書の志望動機欄を記入する際は、

• 全体で200文字程度を目安
• 段落分けしながら書く

ということを、念頭に置いて記述するようにしてください。

転職の場合は「好きな学科」は必要なし

少し話が脱線してしまいますが、履歴書の志望動機欄が

「志望動機・特技・好きな学科」

と、ひとまとめになっている履歴書もあります。

このような履歴書の場合、転職においては「好きな学科」が応募職種と関連している場合を除き、記入する必要はありません。

転職の場合は、志望動機と特技に重点を置いて記述しましょう。

また、特技の書き方については以下の記事で紹介しています。

関連記事：新卒とは違う！転職時の特技の書き方や例

見本例

 私は営業畑で○年間働き、商品の管理・OA機器を使用した受注管理・顧客管理・マーケティング等を経験してきました。
 それにより、一通りの営業ノウハウは身に着けています。
 今回、新規に○○事業を展開される貴社で、これまでの経験を活かし、顧客ニーズの動向把握・新規顧客開拓に対し、積極的に行動し、貴社に貢献いたします。

このように、履歴書の志望動機・理由欄を書く際は、「見やすい・読みやすい」文を心がけてください。

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