【履歴書の弱点をカバー!本人希望記入欄の書き方】在職中の場合は入社可能日を記述すること!
2016/09/02
履歴書には、本人希望記入欄という項目があります。
この項目は
「本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他について希望などがあれば記入)」
と書かれている履歴書もあるため、特にこれといった希望もないからといって、本人希望記入欄を空欄や「特になし」と記述している方は注意です。
本人希望記入欄には、何を書くのか、特に書くことがない場合の書き方について解説していきます。
本人希望記入欄を書く時のポイント
履歴書の本人希望記入欄には、どんなことを書けばいいのかについてですが、この欄はこちらの要望を一方的に提示する欄ではありません。
例えば、定時が17時の企業に応募するとして、残業はしたくないからといった理由で
「勤務時間:17時以降の勤務は困難となっています。」
等と記述すると、「なんだこいつ」と企業側にマイナスイメージを与えてしまいます。
このように、こちらの要望を一方的に伝える欄ではなく、本人希望記入欄には、やむを得ない事情があるため譲れない最低限の条件を記述します。
書く時のルール
本人希望記入欄を書く時は、以下のルールに沿って書くとすっきりと見やすいものになります。
- 箇条書きで書く
- 欄を埋め尽くすほど書かない
特に、箇条書きにするだけでも、かなりすっきりした見た目になります。
どんなことを書けばいいのか
以下から、具体的に本人希望記入欄に書く内容を紹介していきます。
希望職種
企業によっては、複数の職種で求人を出している場合があります。
このような場合に、希望職種を書かずに履歴書を送付してしまうと、応募先企業の採用担当者が混乱してしまうので、本人希望記入欄には
「希望職種:○○(職種)」
と、記述するようにしてください。
また、職種は求人票に記載されてある職種を、そのまま本人希望記入欄に記述するようにしてください。
例えば、営業事務の求人に応募する場合には、勝手に「事務」と略さずに、
「希望職種:営業事務」
と記述してください。
営業事務の求人なのに、勝手に「事務」と略して書いてしまうと、混乱を招くことにもなりかねません。
勤務時間・勤務地
介護が必要な家族がいる等で、この時間には家にいないといけないといった事情がある場合は、
「介護が必要な家族と同居しているため、○○時以降の勤務は難しくなっています。」
といったように、具体的な理由を添えて記述します。
勤務地に関しては勤務地が複数ある場合、具体的な勤務地を記述するとその分採用される確率が下がってしまうので、書かないほうが無難ですが、やむを得ない事情がある場合は、その具体的な理由と希望する勤務地を記述してください。
入社可能日
在職中に転職活動をしている方は、応募先企業で採用になっても、現在の会社の退職手続き等があるため、確実に働ける日を本人希望記入欄に記述してください。
書いてはいけないこと
本人希望記入欄に書いてはいけないことですが、基本的に譲れない最低限の条件以外は書くべきではありません。
特に、給料に関しては注意が必要です。
あなたが、他の人にはないあなたにしかできないスキルを所有していたり、企業から見てすごく魅力的な経験があれば話は別ですが、そうではない普通の人が給料額を提示して、それが企業の想定している給料額を上回っている場合、「謙虚な姿勢が見えない」等マイナスイメージを与えてしまいます。
また、給料の希望を書いていいのは、前職より給料を下げたくない場合に限ると書かれてあるサイトがありますが、それは給料が「要相談」と記載されていた場合等で、給料額が明記されている求人の場合は、書くべきではありません。
給料に関しては、面接時に給料面はどうかと希望を聞いてくれる面接官もいるので、その時に希望を伝えるようにしてください。
特に書くことがない場合
特に本人希望記入欄に書くことがないといった方は、空欄にしたり「特になし」と書くのではなく
「入社後は、貴社の規定に従います。」
と、記述するようにしてください。
書き方の例
ここからは、具体的な本人希望記入欄の書き方の例を紹介していきます。
一般的な記入例
希望職種:○○
入社後は、貴社の規定に従います。
新卒の場合
入社後は、貴社の規定に従います。
※新卒の場合は、職種や勤務地などは会社判断になるため、選べないことがほとんどです。
上記のような理由で、本人希望記入欄に自分の希望を書きすぎると、不採用になりやすい傾向にあるので注意してください。
在職中の場合
現在在職中のため、下記時間帯につきましては、電話を取ることができません。
連絡不可時間帯:○曜日~○曜日○時~○時
現在勤務先の退職予定日:○月○日
入社可能日:○月○日
こんなことも書ける
本人希望記入欄では、自分の履歴書のマイナスポイントをカバーすることも可能です。
例えば、
- ブランクがある場合
- 年齢をオーバーしている場合
これらは、採用においてマイナスに働くことが多いですが、何故ブランクがあるのか、何故年齢をオーバーしているのに応募したのか等を、PRを兼ねて本人希望記入欄に書くことで採用担当者に好印象を与えることができます。
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