【退職届・退職願って書くべきなの?】辞表との違いなど辞める時に必要な書類まめ知識
2016/09/08
いざ辞めるとなると明確な理由と意思。そして、「退職届」「退職願」「辞表」といった類の書類提出が一般的に必要とされています。
何となくで出す人は多いけど(私がそうだった)、実際の所これらについて詳しく知っている人は少ないです。「退職届」「退職願」「辞表」それぞれの違い、”出す出さない”などの素朴な疑問を徹底チェック!!
Contents
退職届・退職願・辞表の違いについて
「退職届」「退職願」「辞表」…聞きなれた言葉ではありますが、これらの違いについてきちんと説明できる人は意外と少ないかも?
ここでは一見似ているけど確かに違う三つの”辞める時用”書類について解説します。
「退職届(とどけ)」は撤回できない
「退職届」とは相手へ一方的に辞める事を宣言する書類。強く引き留められそうなシーンや事前の退職交渉などで退職が確定している場合にはこちらが適していると言えます。
ただし、「退職願」と違って一度提出すると基本的に撤回する事はできないので慎重に!!
「退職願(ねがい)」は撤回できる
「退職願」とは文字通り辞める事を願い出る書類です。願い出る書類なので一般的に受理・承諾されるまでは撤回する事ができます。口頭による退職交渉をこれから考えているならばこちらを作成して事に挑みましょう。
「辞表」は重役や公務員が提出するもの
ドラマなどではよく「辞表」を上司に叩き付けるシーンを目にしますが、「辞表」は経営者や重役クラスの人や公務員が提出する書類。なので、一般的な会社員には縁のないものです…
辞表を提出すべき人
- 経営者
- 一般的に重役とされる役職にある人
- 教員や警察官など、その他公務員
「刑事もの」や「教師もの」のテレビドラマで辞表をだすのは要するに正解って事ですなぁ~
結局 これって出すべきなの…?
結論から言うと…絶対に”出すべき”です
これらは確かに任意提出の書類ですが後々のトラブル回避の為にも提出するのが無難です。辞める意思を書面にしておけば「言った」「言わなかった」などの面倒な問題も発生しにくいですし、もっと踏み入った状況になった場合ならば大きな証拠になってくれます。以上の事から「退職届」「退職願」は求められなくても自主的に作成する…これはお約束です。
パート・アルバイトは求められた場合のみでOK
正社員の場合には求められなくても提出すべき「退職届」「退職願」ですが、パートやアルバイトは基本的に求められた場合のみの提出でOKだと思います。おそらく求められる事自体がレアケースだと思いますが、雇用保険や失業保険の関係で形式上求められる可能性はゼロではないようなので、求められたらきちんと出しましょう。
あと派遣の契約期間満了による退職時にも必要ないですよ~
最後に…形にする事で固まる意思も存在するよ
ここを読んでいるという事はおそらく会社・仕事を辞めようと、今まさに考えている所なのだと思います。理由はどうあれ一度入社した会社を辞めるというのは、それ相応の覚悟やパワーが必要な事ですよね。
最終的なジャッジは別にして、とりあえず形だけでも書いてみるってのは意思を固める為の一つの手段です。悩みだすと停滞してしまうような人には特にオススメ。(かく言う私も結構立ち止まってしまうタイプなので…トホホ)
悩んでいるなら…とりあえず書いてみる??
関連記事:【退職届(願)の書き方】
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