【退職届/退職願の封筒マナー：書き方・折り方・入れ方完全マスター】大切な書類を守り届ける名脇役

退職届（退職願）が完成したら、お次はその大事な書類を包む封筒の出番です。

あなたの重要な書類を守り届ける大切な封筒。中身同様、注意すべきポイントと大切なマナー満載です。封筒の選び方から書き方・折り方・入れ方・郵送の仕方に至るまで徹底解説。

完成まであと少し…最後まで抜かりなきようご注意を！

退職届・退職願に適した封筒の選び方

引用：グーグル画像検索

「封筒なんてどれでも同じだろ？」と思うかもしれませんが、ここにもきちんとマナーは存在するので最後まで気を抜かない様に注意です。

退職届・退職願提出に適した封筒のポイントは以下の通り！

郵便番号枠のない白の二重封筒がベスト！

単純に不要なものが表面に書かれているのは不格好なので必ず無地の物を…そして、茶色ではなく白の二重封筒※選ぶようにしましょう。

※二重封筒とは中身が透けない様に内部が二重構造になっている封筒の事を指します。例外を除いて重要な書類や手紙はは二重封筒を使用するというのが一般常識なので、必ず二重封筒を使用するように心がけましょう。

封筒のサイズは用紙サイズに合わせる

封入する用紙サイズに合わせて、的確な封筒を選びましょう。封筒だけでかくて中身がスカスカだと不格好ってレベルではありませんゾ！

• Ａ４サイズ・・・長形３号（120×235ｍｍ）
• Ｂ５サイズ・・・長形４号（90×205mm）

退職届・退職願の封筒の書き方

封筒の表面には「退職届」、「退職願」と内容物に合った言葉を書きましょう。封筒の中央やや上寄りの位置から書き出すと特に見栄えが良くなります。裏面には自分が所属する部署名と氏名のみを書いて終了となります。（宛先を書きたくなりますが、必要ありません。）

• 表面には「退職届」「退職願」どちらかを
• 裏面には所属と自分の氏名のみを書く

封筒へ封入する際の入れ方・折り方

封筒へ書類を封入する際は書面が内側になるように三つ折りにして、取り出して開いた時に書き出しが右手側に来るように封入しましょう。

折り目をキチンとつけてシワ一つない状態を心がける

折り目をキチンとつける事で書類の恰好良さは二割増しに！
もちろんシワシワは不格好なのでシワ一つない美しい状態を心がけましょう。

ノリ付けされている封筒なら封を…それ以外は自由

意外と迷うのが封筒の封をどうするか…という問題

専門家の間でも、「した方が良い派」と「しない方が良い派」で意見が割れているのが現実。なので、封をするかどうかは自由ってのが答えです。ただし、あらかじめノリ付けされている封筒を使用する場合はきちんと封をしておくのがセオリーです。

封をする場合はきちんと〆ておくのをお忘れなく！

郵送しなくてはならない場合の注意点

基本的に手渡しが原則ですが、病気療養など致し方ない事情によって郵送での提出を許される事があります。そういった場合、郵送に関するマナーも重要になってきます。

間違っても退職届（願）に直接切手を貼って送っちゃダメよ！

退職届（願）用の封筒より一回り大きい封筒を用意する

退職届（願）用の封筒を更に包む用に一回り大きい封筒を用意しましょう。
郵送用なので郵便番号枠がついている物でもちろん大丈夫です。

• 長型４号の封筒なら・・・長型３号を使用
• 長型３号の封筒なら・・・角型５号を使用

簡単な添え状を同封する

あらかじめ相手の了承が得られているとは言っても、封筒に届（願）だけってのは流石に失礼に当たります。簡単なもので大丈夫なので添え状を同封すると気持ちよく受け取ってもらえるはずです。

思いつかない人は↓の文例をお手本にしてみてください。

宛名書きの注意点

ここからは普通に宛名を書いて郵送するだけになりますが、宛名書きの際に少しだけ大切な事があります。１つは表面左下に※赤文字で「親展」と書くこと、そしてももう１つは裏面はきちんと〆る事の２つです。（あと、添え状を同封する事もお忘れなく！）

※：「親展」とは宛名になっている人物以外による開封を避けてくださいという意味です。

郵送の手続きは必ず窓口で

料金不足による逆送などのトラブルを避ける為にも必ず郵便局の窓口にて郵送の手続きをしましょう。きちんと届いたかどうか不安に感じる人は配達証明サービスを利用すると良いかもしれません。

まとめ

お疲れ様でした。これにて退職届（退職願）作成・提出までの全工程が終了です。
あとはそれを直属の上司へと提出するのみ。（踏みとどまるなら今が最後のチャンス！）

『退職』という名の人生のターニングポイント…
バッチリとこなして必ず次の一歩へと繋げて行ってください。

退職届（退職願）はこれからって人はコチラの記事をどうぞ
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