【面接で使える好印象な退職理由・具体例】面接官に受ける『ネガティブをポジティブ』に変えるテクニック
2016/09/08
退職歴がある場合、面接にて高確率で出現する魔の質問。
…これの攻略方法について考えてみよう!
言いたくても言えない本当の退職理由…
ネガティブをポジティブへと変換するテクニックとは?
Contents
面接官が欲しい答えとは何か?
面接官に好印象を与える退職理由を考える為には、面接官がこの問いを投げかけてくる理由を紐解く必要があります。面接官はなぜアナタが会社を辞めた理由を質問するのでしょうか?
考えられる主だった理由としては以下の4つが挙げられます。
- 仕事に対する意識調査
- 協調性の高さチェック
- きちんと勤続できる人間なのか否か?
- 自己中心的な思考を持っていないか?
他にも理由はたくさんありますが、基本的に、「この人はうちで長く働いてくれる人なのか?」というシンプルな答えへと行き着きます。要するに、「この人はうちで長く働いてくれそうな人材だなぁ~」と面接官に思ってもらえればOKって事です。
本音と建前を巧みに操って最良の退職理由を選択しよう
これは別に嘘や出まかせでやり過ごせと言っている訳ではなく、「本音と建前をブレンドしたアナタだけの退職理由を作り出そうよ!」という提案です。ぶっちゃけた話、仕事・会社を辞める理由なんて同僚・上司との人間関係や会社への不満なんかがほとんど。これをそのまま伝えるのでは、あまりにも勿体なさすぎます。
ネガティブをポジティブに変えるテクニック
退職理由なんて綺麗ごとだけじゃないのは当たり前。そんなネガティブをポジティブに変えられるかどうかはアナタのテクニックにかかっているのです。
姿勢・表情・声のトーンに注意を配る
面接でこれらを意識するのは当たり前の話ですが、話す内容によってそれらを変化させるというのがこの項目のキモ。「姿勢」「表情」「声のトーン」に気を配る事によって、相手が受け取る印象も随分と変化します。ネガティブな内容をネガティブに伝える相乗効果はマジで半端ないですからねぇ~ここを改善するだけでもかなり違ってくるはず。
否定的な言葉を極力避ける
退社理由がなんであれ、前職や第三者を否定したり糾弾するような言葉は極力避けるのがセオリーです。結局の所、如何なる理由があろうとも、それを理解できるのは当事者のみ。面接官相手にそれを伝え納得させるのは至難の技であるだけでなく、よからぬ詮索を招くきっかけにもなり得ます。言いたいことはたくさんあるかもしれませんが、ここはグッと胸に秘める時。
卑下するような発言は絶対にNG
過剰に自分自身を卑下する発言や態度は絶対にNG。ここは自分を相手に魅力的に見せる場…そんな事をしても意味はないのです。
言いたくても言えない退職理由を自分流にアレンジしよう
ここでは本音と建前をブレンドした退職理由変換例を紹介します。あくまで一例なので、参考程度にお願いしますね。結局の所、自分自身の言葉にしないと意味がないぞ!
同僚・上司との人間関係悪化での退職
人間関係の悪化は仕事を辞める理由としては十分すぎますが、面接でそれを発言するのは流石にリスキーすぎます。面接官はアナタの事を書類に書かれた内容でしか知らないのだから、どんな事情があったにせよ理解されるのは難しいです。(逆に人間関係をうまく築けない人間だと思われる可能性も高い)
基本的に人間関係悪化を理由にするのはマイナス要素にしかなりえないので伏せるのが吉。
そういった場合は、「前の職場ではできなかった事や成し得なかった事に目を向けて新たな仲間と共に自分の力を試してみたい。」だとか別分野の仕事ならばその業界への興味を示す発言にすり替えれば、ネガティブをポジティブに変換できるはずです。
残業や給与など会社への不満からくる退職
残業・休日出勤・低給与etc職場への不満なんて挙げだしたらキリがありませんよね。今よりも良い環境を目指してその場を去る選択をする…別段おかしな話ではありませんし、家族を養う立場にあるのであれば尚更です。しかし、これを退職理由として面接官に伝えるのはこれまたリスキー…(困ったなぁ~)
特に残業面に関しては仕事へのモチベーションが低い人間だと思われる可能性すらあるので悲しみしかありません。こういったものを理由とする場合は事前の調査が超重要。前の職場に比べて、面接している会社の残業量や給与が明らかに良くなっているのであればそれを武器とする事も可能だと思いますが、そうでないのであれば避けた方が吉。
この場合も自分にとっての更なる前進やステップアップ。もっと自分の力を活かせる場所があるはず!といったハングリーさを相手へと訴えるのが良さそうです。
病気療養や家族理由での退社
自分自身の体調管理や家族の介護など…致し方ない理由で退職した場合。これは上の二つよりも理由としては使いやすいですが、現状きちんと改善されてバリバリ働けるという事を明確に伝える必要があります。
ここを怠ってしまうと、「この人、うちにきてもまた体調崩すんじゃないか?」とか「結局家庭の事情で休みがちになるんじゃないか?」と思われてしまうので要注意。
まとめ
ここまで色々と書きましたが、退職理由なんて千差万別なんで実は攻略法なんてものはありません。ただ一つハッキリと言える事は、面接官が本当に知りたいのは退職した理由ではなく、アナタの人柄や仕事に対するモチベーションの高さです。
胸を張って自分の言葉で前向きな思いを相手へと伝える…
これさえ覚えておけば、きっとうまく行くはずです。
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