【転職面接の質問集と対策②：中途採用前職編】退職理由は採用担当者を納得させるポジティブなものに！

今回は、「転職面接の質問集と対策②：中途採用前職編」ということで、前職に関して質問された際の答え方や、その質問の意図を解説していきます。

関連記事：転職面接の質問集と対策①：自己紹介編

転職面接の質問集と対策②：中途採用前職編

前職の退職理由は？

中途採用面接では、この質問は必ず聞かれます。

その際に、

• 仕事があわない
• 人間関係が悪い
• 残業が多い
• 給料が少ない
• 会社に愛想が尽きた

等、ついつい本当のことを言いたくなる気持ちはわかりますが、面接で以前勤めていた会社の悪口や愚痴は絶対に口にしてはいけません。

この質問で面接官は、

• 仕事への取り組み姿勢
• 協調性
• 長く勤めることができそうか

というものを見ています。

なので、前の会社の愚痴や悪口を言ったりと、本当の退職理由を述べたのでは面接官の印象が悪くなるので、前向きな理由で退職したという旨を伝えるようにしましょう。

以下の記事で、具体的な退職理由の答え方や、ネガティブな退職理由をポジティブに変えるテクニック等も紹介しているので、参考にしてみてください。

関連記事：面接で使える好印象な退職理由・具体例

前職ではどんな仕事をしていましたか？

この質問は、あなたがこれまでの仕事で身につけたスキルを確認し、採用した場合即戦力となれるか、仕事への適性はあるかを見ているとともに、仕事への取り組み姿勢も探る質問です。

この質問に回答する際、仕事内容を答えるだけではなく、具体的な数字（作業時間を○○分短縮させた等）を盛り込めば、更にアピールできます。

• どのポジションで
• どんな仕事をしていて
• 何ができるのか

等、ポイントとしては、あなたが前職で携わってきた業務やその範囲、役割などを簡潔に述べるようにしてください。

これまでの仕事での実績・成果を教えてください

この質問では応募者の

• 経験やスキル
• 仕事の進め方
• どんな評価が本人のやりがいになるか

等を探って、入社後のあなたの働く姿をイメージする質問です。

若年者であったり、転職経験が多かったりする場合は、実績や成果といえるようなことを経験しておらず、回答に困ってしまうかもしれませんがこの質問で企業側は、

• 営業成績がトップになった
• 大きな仕事を成功させた

と言ったような、大それた実績や成果を期待しているわけではありません。

もちろん、上記のような実績や成果があればアピールに繋がりますが、ここではあなたが今までどのように仕事をしてきたのかを知りたいわけです。

今まで、言われた通り何も考えず仕事をやってきたという方は、ほぼいないかと思います。

誰しもが少なからず、こうやったほうが仕事がやりやすいな、こうしたほうが効率的だなと思って、それを取り入れて工夫しながら業務をこなしているかと思います。

ここでは、それを実践することで、どういう結果に繋がって、社内外など周りの評価はどうだったのかなどを具体的に話しましょう。

例えば前職が事務であれば、書類作成の際に自分なりに見やすいように工夫した結果、それがどうだったかということを実績と成果として話してみてもいいですね。

これまでの仕事での失敗経験はありますか？

この質問では、あなたが失敗経験から何を学んで、その後どういう風に業務に活かしたか、あなたが失敗を成長に繋げられる人材かどうかを探っています。

「転職面接の質問集と対策①：自己紹介編」で紹介した、長所と短所の答え方と同じで、仕事での失敗経験をそのまま話したのでは、マイナスにしかなりません。

質問の意図をしっかり理解して、仕事での失敗から

• 何を学んだのか
• それをどう業務に活かしたのか

という、失敗経験をバネに成長したことをアピールする必要があります。

まとめ

面接で前職について質問された際には、

• 悪口
• 愚痴

は、NGです。

また、あなたの前の職場に連絡をして、情報を収集する企業もあるので、どうせばれないだろうと嘘の情報や、虚偽の実績等は絶対に言ってはいけません。

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