【初めてのハローワーク「求人検索・職業相談」使い方】無職・ニート・新卒・既卒・転職!誰でも利用可
2016/09/13
失業した場合は「失業保険」の関係から必ず利用することになるハローワーク。
でも実際は…
失業者以外でも
- 新卒向けの職探し
- 既卒者向けの職探し
- 転職先探し
などでも利用可能です。
ですが、仕事が絡む施設ですから、ちょっと入りにくい雰囲気がありますよね。
今回はハローワークを「利用してみたいけど初めてだから不安」という方に向けて、ハロワ求人検索の使い方/職業相談の申し込み方法などを紹介します。
Contents
ハローワークの使い方(基礎知識)
まずは利用する前に知っておくと安心できる基礎知識。
ハローワークの管轄/管轄外
まずハローワーク(公共職業安定所)には「管轄/管轄外」の二種類があります。
例:管轄のハローワーク
私の実家は香川県木田郡三木町にありますが、三木町にはハローワークが無く、管轄は左隣の高松市にある「ハローワーク高松」になります。※自宅から車で約30分
失業手当/雇用保険などの手続きをする場合は管轄のハローワークを利用しなければいけません。
例:管轄外のハローワーク
一方で、最寄りのハローワークは、右隣にあるさぬき市の「ハローワークさぬき」になります。※自宅から車で約5分
雇用保険手続き以外でハローワークを利用する場合(求人検索・職業相談)でしたら、管轄外のハローワークを利用しても全く問題ありません。
ハローワークの種類
誰でも利用できるハローワークですが、「特定の求人に強い」といった特徴を兼ね備えたものがあります。
- ハローワーク(公共職業安定所)
- 人材銀行
- マザーズハローワーク
- 新卒応援ハローワーク
- わかものハローワーク
- 外国人雇用サービスセンター
- ふるさとハローワーク
- etc…
例えば、子連れで利用しやすいハローワーク、新卒向け、若い人向け、外国人向け、UIJターンを始めとした地方就職向けなど。同じハロワであったとしても、少しだけ異なる機能を備えたハロワが存在したりします。
詳細:ハローワーク等所在地情報
ハローワークが使える時間
ハローワークが利用できる時間は「8:30~17:15(平日)」になります。公共施設ですから市役所/町役場とほぼ同じですね。
但し、一部ハローワークでは夜間利用、休日利用が可能です。
どんな服装で利用すればよい?
外出する時と同じで「私服」でOKです。スーツとかだと逆に浮くかもしれませんね。
まぁでも、他人の服装なんてのは誰も見てませんね。臭ってなければ大丈夫。
利用料は必要?
いいえ。
全て無料で利用可能。
印刷なども全てタダ。
まぁ税金ですから。
何を持って行けばよい?
単に利用するだけなら何も要りません。
※ペンとメモ帳くらいはあると便利
但し、雇用保険が絡む場合は離職票や写真などが必要になります。
求人検索の活用方法
ハローワークではパソコンを使った求人検索を行う事ができます。
利用方法は簡単★
受付にて「パソコン使わせて下さい」と言えばOK。
- 私「パソコン使わせて下さい」
- 受付「では6番のパソコンをどうぞ」
- 私「分かりました」
これだけです。
求人探しをした後、気になる求人票があれば無料で印刷する事ができます。
インターネット検索も可能
インターネット上からでも
求人票を調べる事もできます。
予めインターネットにて求人票(求人番号)を調べ、ハロワで印刷し、その求人の詳細を質問することもできますね。
ハロワでの検索とインターネット検索の違いは?
登録等のタイムラグの関係で、ハロワで検索した場合とインターネット検索では求人票の掲載数が少しだけずれます。
2015年10月21日に「30歳/フルタイム/東京都」の条件で検索した場合…
- ハロワでの検索:67566件
- インターネット検索:66499件
※インターネット検索は当日分が反映されていない為に1日分ずれる
求職申し込み手続きについて
単に求人検索するだけでしたら申請が無くても利用できますが、職業相談等のより細かなサービスを受けたい場合は求職申請書を提出します。
提出すると「ハローワークカード」というカードを作成してくれます。
カードが有効な間は、ハローワークの主要なサービス(職業相談・個別相談・紹介etc…)を利用する事が可能になります。本当の意味でハローワークを使いたい方は登録するようにしましょう。
詳細:求職申込み手続きのご案内
転職先探しについて
できなくは無いですが…
転職エージェント利用から比較するとヤヤ難しいか?
ハローワークでは職業相談担当者がいますから、その方に転職相談することも可能です。ですが…特に「今の会社を辞め、+αを求めて新しい会社に移る」ことを第一とした転職はハロワだと難しい印象です。
ハローワークで掲載されている求人票というのはあくまでハロワ掲載用であり、実際の雇用契約書ではない点に注意したいところ。そういう意味で、細かい部分まで知りたいと思った場合、転職エージェント系のサービスと比較するとヤヤ劣る部分が出てきます。
- 業種
- 年齢
などによっても
大きく異なりますが…
25~35歳といった30歳前後の方は転職エージェント系の転職支援サービスを利用した方がより好条件で転職できると思いますね。転職エージェントによる求人の多い都会では特に。(参考:リクルートエージェント)
但し、希望する就職先が地元色の強い職場の場合は、ハロワを使った方がよかったりもするので臨機応変に。※特に地方での就職は地元特化色が強い
関連記事:求人データ考察:地方と都会の就職格差
転職エージェント3選
パソナキャリア
30代からの支持率が非常に高い「30代オリコンランキング1位」の転職エージェント。「47都道府県すべて」に拠点数があることから「地方からの転職活動」でも利用しやすい!
・求人件数:2万件以上
・年収UP率:67.1%
・魅力:登録基準が比較的やさしい!
リクルートエージェント
「業界トップの圧倒的求人数」を誇る転職エージェント。CA一人が受け持つ求職者数の多さが懸念されますが、年収UP率も高く、複数の転職エージェント利用を考えた場合はまず欠かすことのできないサービス。
・求人件数:10万件以上
・年収UP率:66.3%
・魅力:圧倒的な求人数!
マイナビエージェント
リクルートエージェントとは対照的で、求人数はやや少ないものの、CA一人が受け持つ求職者数が比較的少ないことから「高いCA満足度」と「面接通過率の高さ」が人気の転職エージェント。
・求人件数:2万件以上
・年収UP率:非公開
・魅力:面接通過率の高さ!