【失業保険の給付金を貰いながらアルバイトってしても良いの?】申告漏れはダメ絶対!!
失業中の素朴な疑問…
『失業保険を貰いながらアルバイトをしても良いのか否か?』について
結論から言うと、失業中(失業保険を貰っている)にアルバイトをしても問題はありません。
しかし、内緒で好き勝手に働いて良いという訳ではなく、ハローワークへの申告を怠らないという絶対条件が存在します。また、働き過ぎる事で保険の給付額が大きく減額されたり、最悪ストップする場合もあるので、正しい知識を身に付ける事が大切です。
本項では『失業保険受給中のアルバイト』のアレコレについて徹底解説していきます。
Contents
待期期間(7日間)以外は申告する事でアルバイト可能!
求職申し込み後でもきちんと申告すればアルバイトは可能です。
しかし、求職申込みから失業が認定されるまでの7日間(待期期間)の間は絶対にアルバイトしてはいけません。
なぜならば、待期期間とはアナタが失業している事を確認する為の期間。
その間にアルバイトしているってのはおかしな話ですよね…。
給付制限(3カ月)の間は申告なしでアルバイトできます
自己都合で離職した場合、待期期間の後に3カ月の給付制限が発生しますが、その間のアルバイトに関しては申告の必要もありません。
流石に3カ月もの間、無収入で生きろってのは無理がありますしね…。
就職・就労と認められない範囲なら大丈夫
アルバイトをする事自体はOKですが、やり過ぎは厳禁!
そもそも失業保険(基本手当)とはアクティブな就職活動を行っているが、現在の所定職につけていない人をサポートする為のもの。その状況でアルバイトと言えども、ガンガン働いていると「定職に就いた」とみなされ、手当がストップしまうので要注意です。
具体的には雇用保険加入条件を満たしてしまうと…「キミっ、もうお仕事してるし、基本手当いらないよね」となってしまうようです。
雇用保険加入条件について
- 1週間の所定労働時間が20時間を超えている
- 31日以上雇用される事が見込まれている
この二つを満たしていると赤信号。また、これらを満たしていない場合でも、ハローワークによっては厳しく判断される場合もあります。アルバイトをする場合は必ず管轄のハローワークで許容量を確認しておくのが大切です。
稼ぎ過ぎると基本手当が減額されます…
失業中のアルバイトは労働時間だけでなく、収入にも気を配る必要アリ!
調子に乗って稼ぎ過ぎると本来支給されるはずだった基本手当が減額されたり、最悪ゼロになってしまうので要注意です。
具体的には、(基本手当の日額+アルバイトで得た日額-控除額)が前職で得ていた賃金日額の80%を上回ってしまうと、超えた分だけ減額となってしまいます。
労働収入を得たら必ず申告
働き過ぎはダメ…
稼ぎ過ぎると減額される…
「じゃあ、申告しなきゃいいじゃないか?俺って天才!」
と考える人がいるかもしれませんが、その選択は論外です。
申告を怠ったり、虚偽の申告を行うと、巷でよく耳にする不正受給となってしまいます。
不正受給をすると以下ような恐ろしい罰則が科せられる事に…
不正受給による罰則について
∇支給停止
不正受給が判明した日以後の失業等給付の資格権利がなくなります
∇返還命令
不正に受給した金額すべてを返還する
∇納付命令
全額返還に加え、不正受給した金額の2倍相当を納める
∇延滞金の発生
不正受給が判明した翌日から延滞金が課せられる
∇財産差し押さえの可能性
返還命令や納付命令の納入を怠ると、財産の差し押さえに至る可能性も…
∇詐欺罪で訴えられる可能性
悪質な不正受給と判断された場合は最悪詐欺罪など処罰される可能性もあります
何はともあれ、まず相談!
雇用保険加入条件の項にも書きましたが、これらの制約や取り決めは管轄ハローワークの裁量に委ねられている部分が大きいので、「何はともあれ、まず相談!」してみるのが一番です。
また、ここで述べた罰則の厳しさを見てもなお不正受給しようと考える人はいないと思いますが、バレた時のヤバさは尋常じゃないので絶対に甘く見てはダメです。
「少しくらいならバレないやろ…」という甘い認識は今すぐ捨ててください。
失業中のアルバイトはルールを守って正しく行う事が鉄則です!!
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